私の記事

気分で更新します。

プレイヤー紹介(兼 簡易レビュー)

お久しぶりです、ヲタク氏です。

 

仕事の忙しさにかまけていたら、あっという間に約2か月も経ってしまいました。気が付けば梅雨も終わり、世間は夏休みという時期になってしまいましたね(滝汗)。同期の友人諸君は、夏季休業期間や有給休暇を使って充実した夏休みを謳歌していることと思いますが、私はこの時期が繁忙期なので、休みどころではない状況です。毎日が忙しい…

 

そんなこんなで毎日があっという間に過ぎてしまい、今に至るというわけです。

 

 

(中略)

 

 

さて今回は、普段私が使っているハイレゾプレイヤーをご紹介したいと思います。

なぜ急にプレイヤーなのかと申しますと…

 

先日、某YouTuberさんが、日本のメーカーの"ハイエンド"ハイレゾプレイヤーを購入した、という動画を上げていらっしゃいました。私も普段拝見している方だったのですが、その動画を視聴した際…

「は?何言ってんのこいつ?」

と思ってしまったわけです。と言いますのも、その方が紹介していたのは、メーカーのハイレゾプレイヤーのラインナップの中でも、エントリークラスにあたる機種だったのです。何を考えて"ハイエンド"と紹介しているのか意味が分かりませんでした。誤った情報を平然と配信できる人だとは思いませんでした。。。

 

と、それを見て、

「あ、自分もプレイヤー紹介しようかな。」

と思い立って、今記事を書いるわけです。

 

長い前置きはさておき、早速私が普段使っているプレイヤーを紹介していきたいと思います。現在私が使っているプレイヤーは3つあります。先に断っておきますが、どれも「エントリー」もしくは「ミドル」クラスのプレイヤーです。これらを買った順に紹介して参ります。

 

 

●一つ目:OPUS#1 Limited

http://divinfo.mmccorp.jp/_src/7273/opus1lim_gaiyo.pdf

まずは韓国のメーカーaudio-opusのopus#1 Limitedになります。通常のopus#1は軽量化のため本体がABS樹脂という素材でできていますが、こちらの限定モデルは本体がアルミ合金でできており、アンプも通常版から調整が施され、チューニングも若干違うとのことです。

本体画像

前面

 

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背面

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本体もケースも灰色がかったカラーリングです。超渋い!

 

購入のきっかけ

初めてのミドルクラスプレイヤーとして こちらを購入する前は、COWON社のPLENUE Dという小型のハイレゾプレイヤーを常用していました。

※PLENUE Dは現在、弟(twitter : @otsubell7322)に貸し出しており、現役で活躍しているようです。

PLENUE Dも決して悪い製品ではないのですが、ハイレゾ楽曲を色々聞いていくうち、先端に刺さっているイヤホンよりも安いDAPで良いのか、と思うようになりました。そんなあるとき、e〇ヤさんのセールでこちらを発見し、初期の販売価格からかなり値下げされていたので、衝動買いに近い形でポチってしまいました。実は、これを購入した時には、後述の3つ目のプレイヤーを既に注文していたので、買う必要はなかったような気もしないではないですが、音質の違いを楽しめているので後悔は全くしていません。

 

音質について

このDAPの音を一言で表現すると、「丁寧な音」です。

バランスは中音寄りで、とても聞き心地が良いです。ヴォーカルに艶があってとてもクリアです。低音はさほど主張せず、あまり響きませんがとても丸い印象を受けます。高音の打ち込み系の高い音やシンバルなどはシャリってしまいますが、これは好みもあるかな。耳障りは良いです。私はあまり好きではありませんが(笑)。

全体的に音に重みがあり、スピード感には欠けます。これは言い換えると、重厚感のある、もしくはしっとりとした曲には大変マッチするということです。クラシックなどオーケストラの楽曲との相性はバッチリですし、まったりしたバラードもいいと思います。空気巻というか、場の雰囲気まで感じられるほど丁寧な音作りで、見た目通り渋い使い方が合っているのかな・・・?

 

その他

操作性はAndroid搭載なだけあって、直感的な操作ができて便利です。タッチの反応も問題ありませんし、画面も大きいので誤操作は少ないと思います。曲の早送り・巻き戻しがタッチでしかできない点は、困る人は困るかもしれません。また、Bluetoothを搭載していない点も少し不便ですね。本体サイズが大きく、厚みがあり、重いので携帯性に関しては良いとは言えません。上着の内ポッケに入れておくと正直邪魔です(笑)

 

●二つ目:AK70 Oriental Red

http://www.iriver.jp/products/product_150.php

二つ目のDAPは、オーディオフリークは皆知っているiriver社のAK70 Oriental Redです。小原トメ太さんがイラストを提供したことでも話題になりました。そしてこれもまた限定品ですね。カラーリングが赤というだけで性能は通常カラーと同じです。茶色のおしゃれなケースが初めから付属しているのが嬉しいですね。

 

本体画像

前面

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背面

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いやー、おしゃれですねー。赤がかっこいい!

 

購入のきっかけ

こちらは、発売が発表された当時から狙っていました。ただ、AK70は購入まで食わず嫌いをしていた節がありました(後述)し、値段も、コンビニのお菓子感覚で買えるものではないので、ためらっていました。そうこうしているうちにe〇ヤさんの在庫が無くなって慌てました。「え!?売り切れたの!?マジで!?昨日まで在庫あったじゃん!」と。そして思い出したのです。駅前のビックカメラに、まだ在庫があったことを…。ラスト一個(全部で4台入荷したって言っていたような気がします)でした。

 

音質について

AK70通常版と何も変わらないのですが、私の印象は「元気な音」です。

比較的フラットなバランスで、好き嫌いされづらいのではないでしょうか。まず一聴して私が思ったのはまとまりの良さです。元気ハツラツなボーカル、ハッキリとしていてクリアな高音、キレの良い低音、これらが上手いこと1つにまとまっています。ただ、音場は狭く、こじんまりしており、音の広がりは感じづらいと思います。全体的に音が近い分、解像度の高さを感じますし、曲の全体像を把握しやすいです。

実を言うと、発売当初から「シングルDACのくせになぜ売れているのだろう」と疑問に思っていて、e〇ヤの宣伝力や価格や本体の見た目だけで、音の良し悪しもわからない素人に買わせているのではなかろうかと疑っていました(笑)。しかし、実際自分で買ってみて、自宅でゆっくり音楽を聴いていると、売れている理由が分かりましたよ。ハイレゾプレイヤーとしてはどうかとも思いますが、このDAP、CD音源など、もともとの音があまり良くない音源にとても合います。音が近いことが幸いして、これまで聴こえなかった音を発見する機会も多いと思います。こりゃ、素人にも売れますわ。もちろん、オーディオフリークのサブ機としては十二分な性能も持ち合わせています。皆が欲しいところをしっかり押さえています。脱帽しました。

 

その他

残念ながら操作性はクッソ悪いです。携帯性抜群な反面、画面がとても小さいため、上部から設定画面をフリックして出すのが一苦労です。誤って「戻る」部分をタップしてしまうことが日常茶飯事です。音量のツマミは、ネットでも言われている通り緩いですが、画面消灯時のロックをかけておけば問題ありませんので目をつぶってあげましょう。先も述べましたが携帯性はとても良く、シャツのポケットにもすっぽり入ります。この小さい本体から生み出されるパワフルなサウンド。買って損はない一台です。

 

〇三つ目:DP-X1A

http://onkyodirect.jp/TIM_DPXA.html

さて、いよいよ三代目。ぶっちゃけ、このDAPが今のメイン機です(笑)

 

本体画像

前面

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ん!?

 

 

 

 

 

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こ、これは・・・・!?!?!?

 

 

 

 

 

背面

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そうなんです、これも限定品。DP-X1A THE IDOLM@STERでございます!

もう既に、この時点で良さみが深い。この製品、本体背面にレーザー刻印がされているだけにとどまらず、ふつくしい掘り込みがされたイタリアンレザーのケースがセットで付属しています。しかも、アイマス関連のハイレゾ楽曲が7曲も入った8GBのマイクロSDが本体に刺さって送られてくるという圧倒的神仕様ONKYO様ありがとう。完璧です。

 

音質について と行きたいところですが、すいません、明日も仕事なのでここまで。

頑張って書いてきましたが、さすがに寝ないと死んでしまいます(死ぬとは言っていない)。

近いうちに更新しますので許してください、何でもしますから()

 

では、申し訳ありませんが、また。続編を乞うご期待。

力尽きたヲタク氏でした。

 

Twitter : @GeneralApple

ヲタク氏のイヤホン・ヘッドホンレビュー 第二回「K340」

ご無沙汰しております。

気が付けば5月も もう終わりです。

気温が日に日に上がり、昼間は蒸し暑く感じます…。

ブログをご覧の皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

 

私事ですが、最近お仕事で

ポカをやってしまうことが多くなりまして、

ちょっと落ち込み気味です。

これまで失敗をしていなかったわけではないのですが、

少しずつ仕事内容の重要度が上がってきまして…。

一つの失敗の影響が大きくなった、とでも言いましょうか。

これまでは何でもなかったミスでも、

今では大きな失態に繋がるようになり、

自分の仕事の大切さ・責任を感じております。

 

さて、それはそれとして、

気の向くまま始めたこのレビュー記事の第二弾でございます。

お待たせいたしました!

今回紹介するイヤホンは・・・コレ!!

 

 

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言わずと知れたオーディオメーカーAKG」の「K340」です!!

記憶では約8年前に発売したものですね。

当時の値段は13,000円程度だったと思います。

 

K340についてまず注目したいのは、

上の写真のハウジング裏に隠れているコレ。

 

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さてこれ、なんだと思いますか?

現代のイヤホンにも似たようなものは付いてますよね。

それがヒントです。

 

 

 

 

実はこれ、ボリュームコントローラーなんです。

…勘違いしないでほしいのですが、

もちろんスマホ対応のイヤホンではありません。

ここをいじっても、スマホの音量調節画面は表示されません。

もっとアナログなものなんです。

これを思いついた人、すごく頭いいですね。。。

 

外側の「AKG」ロゴが書かれている部分が上下にスライドするのですが、

それで抵抗値を調整しているようで、これだけで即座に音量が変わります。

ついでに音質も変化しちゃいます。

ほんと、オーディオって面白いですね!

 

 

さて、前置きはほどほどに音質の話をしましょうか。

 

このイヤホンを初めて視聴した際の率直な感想は

「うわ、うるさい」

だったと思います。

なにせこのイヤホン…というか「AKG」の商品は大体そうですが、

迫力ある低音に加えてキレッキレの高音…

つまりすご~くドンシャリなんです。

…いえ、ドンシャリというよりはバン シャリンという感じですかね。

ドンシャリとは?

全体のバランスが低音と高音に偏っているさま。

低音はドン、高音はシャリっと鳴る様子。

 

 

似たような傾向の音作りをするメーカーに

audio-technica(通称オーテク)という糞イヤホン量産メーカーがあります。

オーテクのイヤホンは軒並み低音に深み・迫力がなく、

高音も耳に配慮してなのか、かすれ気味でつまらない音が鳴ります。

クリアな音作りと言えば聞こえはいいかもしれませんね。

確かに間違ってはいないでしょうが、

八方美人な日本人の特徴を表現されているかのよう。

これまで何度も、オーテクの新製品が出るたびに

今度こそはと期待して視聴をしてきましたが、

私はまったく購買意欲がわきません。

 

オーテクの批判はさておき、AKGはどうなのよ、という話。

一言でいえば、AKG耳に攻撃的なサウンドが特徴です。

モニターサウンドがお好みの方は一聴して「合わない!」と感じると思います。

私も昔から正直ドンシャリは得意ではない たち です。

じゃあなんで買ったんだ、となるわけですが、私も正直分かりません(笑)

ただ、今このイヤホンを聴く限り、買わなければ良かったなどとは全く思いません。

 

さて、具体的にK340の音の印象を書いていきます。

音場は狭く、楽器やボーカルはかなり近くで鳴ります。

全体的なバランスはドンシャリですが、そこまで極端ではないです。

低音の厚みは程よい感じで、量感豊か。

ドラムのキックのアタック感はかなりあります。

低めのピアノの音やベースなどを聴くと気持ちいいですね。

深く沈み込む、とまではいきません。

無駄にボワつくこともなく、曲をどっしり支えてくれます。

高音はクリアで、どちらかというとカラッとした感じです。

やや遠くから鳴っており、刺さりは気持~ちあるかな~という程度。

他の音に打ち消されることはなく、奥の音もしっかり拾います。

ただこちらは生音よりも電子音が合います。

生音のシンバルや笛楽器は耳当たりが良いのですが、

打ち込み系の音は針のように細く頭に刺さってきます。

個人的にはこれが気持ちいいんですよ(病気)。

さらにこのイヤホン、中音域が低音・高音に負けてないんです。

たかが1万円クラスのおもちゃイヤホンと侮るなかれ、

おもちゃらしからぬ音を鳴らしてくれます。

解像感は並みレベルですが、音がとてもナチュラル。

ヴォーカルはドライ気味ですが、息遣いもしっかり聴こえ、

同世代のS〇NY製品のような機械っぽい音作りとは一線を画しています。

ヴォーカルだけでなく楽器も良い感じ。特にギター。

ダイナミックの恩恵を存分に生かし、かつ依存しすぎない、

分離感と一体感とのバランスがとても良いですね。

一聴でドンシャリとわかる音作りながら、中音も負けていない。

バランスがとても良いイヤホンだと思います。

 

さらにこのイヤホン、先ほど申し上げた通り、

リモコンで音が変わります

音量最大(抵抗最小)で聞くと切れの良いドンシャリサウンドで、

音量最小(抵抗最大)で聞くと高音の量感が抑えられた、

ややウォームなサウンドになります。

人によっては高音が曇ったと感じるかもしれませんが、

私的にはこのぐらいでも良いかな、と思えます。

どちらかと言えば後者のほうが好みなのですが、

ちょっと怖いのでリモコン音量は最大で聴いています。

…お分かりかと思いますが、リモコンの音量を最小にすると

必然的に再生するプレイヤーの音量を大きくする必要があり、

ふとした時にリモコンに触って音量を上げてしまうと、

振動板が壊れんばかりの大音量で爆音が鳴り出します。

実際私が使っている感じだと、

リモコン音量最小のときは、

プレイヤーの音量はほぼMAXでちょうど良いです。

(リモコン音量最大の時はMAXの2/3程度)

 

 

 

…と、ここまで書いてきたわけですが、一つ伝えておきたいことがあります。

このイヤホンがこの音になるまで、

エージングにかなりの時間がかかるということです。

買った当時から上記のようなクリアで迫力があり均整の取れた音を

鳴らしてくれたわけではありません。

先ほども書きましたが、私のファーストインプレッションは「うるさい」でした。

新品の状態では高音の切れ味がかなり鋭く、

ヴォーカルのサ行は刺さりまくり。

曲によっては聞くに堪えない代物でした。

当時は使う場面を分けようと思ったほどです。

それが今では、現代のA(Around)1万円クラスにも負けないような音になりました。

エージングって大事だなぁと気づくきっかけにもなった一品ですね。

買った当時は「やっちまった」感がありましたが、

今思えば「よくやってくれた」と素直に思います。

 

とまあ、今回はこんなところで終わりたいと思います。

また次も気が向いたら書きます。

 

設定で誰でもコメントできるようにした(できてると思います)ので、

このイヤホンなどについてもし気になったことなどあれば、

どしどしコメントに書いてください!

 

ではまたいずれ。ヲタク氏でした。

 

@

 

ヲタク氏のイヤホン・ヘッドホンレビュー 第一回「KH-C711」

ご無沙汰しております、ヲタク氏です。

またも、あわや1ヶ月放置してしまうところでした。

このところ時間の経過がとても早く感じます。。。

こうなると、否応にも「年を取ったんだなぁ」と実感させられます。

悲しい。

 

さて、いきなりですが、今回から不定期で、

手持ちのイヤホン・ヘッドホンのレビュー記事を書いていこうと思います!

これまで やるやる言っておきながら一向に更新してませんでしたね。

忙しかった、というのも正直ありますが、

自分の気持ちの問題の方が大きかったです。

色々考えてしまって・・・

 

でも、ふと気づきました。

私のような、どこの馬の骨とも知れぬ若造が、

誰が見ているのかもわからないようなブログで何を書いたところで、

一体どんな影響があるというのか、と。

本当に当たり前のことなんですが、

こんな簡単なことにすら気づかなかったんです。

 

で、音質だけのレビューなら某eイ〇ホンさんの商品ページを見ればいいだけなので、

私はそのイヤホン・ヘッドホンに出会ったいきさつや思い入れなど、

好き勝手にダラダラと語っていこうと思います

※音の感想だけ見たいという方は下の方へスクロールしてください。

 

というわけでやっていきますレビュー記事の第一回!

初回となる今回、紹介する一品は・・・こちらっ!

 

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タイトルにもある通り、KENWOODのフラッグシップイヤホン「KH-C711」ですっっ!

 

皆さん、KENWOODというメーカー、ご存知ですか?

イヤホンなどをはじめ、無線通信機器で一世を風靡した、

日本が誇る一大メーカー・・・でした。

多少偏見も入っているかもしれませんが、

販売していたイヤホンは少数精鋭でどれも質が高く、

KENWOODのポータブルCD、MDプレイヤーもその例に漏れませんでした。

DAP(当時でいうmp3プレイヤー)やCDコンポ等も とても良くできていました。

私も未だにKENWOODのコンポ使ってますし(笑)

 

さらに、無線通信機器に関して言えば、

知らない人がいないようなレベルでした。

 

2008年・・・ビクターに買収されるまでは。

 

私は詳しい事情を存じてはいませんが、以降のビクターの製品を見る限り

オーディオの部門に関しては完全にビクターの後ろに隠れてしまいました。

個人的にはとても残念です。

 

私のビクター批判はさておき、

この「KH-C711」というイヤホン、

前述の通りKENWOODが誇ったフラッグシップ機、

すなわち同社の製品の中で最も高価なイヤホンでした。

発売は2007年の9月12日だそうです。

オープン価格ではありますが、発売当時は14,000円程度だったと記憶しています。

 

私がこのイヤホンに出会ったのは高校時代、

秋葉原のとあるオーディオショップでした。

以前記事でも書きましたが、

当時は勉強に追われながら時間を見つけて秋葉原でイヤホンを聞き漁っていました。

その初日、しかも一番初めに出会ったのがこのイヤホンです。

 

自分の足で埼玉を出たことがなかった私が、秋葉原に行くことを決意し、

インターネットでオーディオのお店を検索し、

やっとこさ辿り着いた先で初老の店員さんにおすすめされました。。。

 

ただ、その日はお店の覗き見・冷やかし程度のつもりだったことと、

そのあとに別のイヤホンを色々とおすすめされたこともあって、

購入には至りませんでした。

もちろん持ち合わせもありませんでしたし(笑)

 

今のお坊ちゃまお嬢様達はどうなのか分かりませんが、

高校生に1万円以上のイヤホンは高級品でした。

 

そのすぐ後だったかと思います。

KENWOODがビクター ごとき に買収されるとニュースになりました。

それまでは近くのビックカメラなどで販売されていたこのイヤホンですが、

急に店頭から無くなりました

当時は「残念だなぁ」程度だったのですが、

やはり内心ずっと気になっていて、

どこかで売っていないかと秋葉原まで探しに行ったこともありました。

 

しかし何故かどこにも売られておらず諦めかけていたころ・・・

 

学校帰りにふと立ち寄った駅前のソフマップの特価コーナーにポツンと置かれた

薄紫色の箱を発見しました。

箱が無残なまでにボロボロになっており、

サランラップが食い込んでいるような状態で販売されていました。

 

 

そっからは早かったですよ。

お金を取りにいっそいで自宅へ帰り、猛ダッシュで引き返し、

無事購入することができました!

当時は本当にうれしかったですね。

 

これがイヤホンスパイラルの入り口だとも知らずに・・・(笑)

 

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大変見づらいですが、本体とケーブルの接合部分にKENWOODの文字が。

ハウジング(イヤホン本体部分)はアルミなので全体的にメタリックな印象。

イヤーチップはクリスタルチップスをつけています。

 

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端子はL字型です。

ポータブルで使う際、たとえば携帯電話やDAPに繋いでポケットに入れると、

ストレート型だとポケットの上側に当たりケーブルが強く曲げられるので、

断線が心配になります。

その点、L字型はポケットからまっすぐ出てきてくれるので安心です。

 

 

さて、お待たせしました(?)

音質の話をしていきましょう。

 

私のは購入してもう10年になりますが、今でもしっかり音が出ます。

学生時代にはそれなりに雑に扱う機会も多かったですが、

これまで一度も不具合が起こっていないところからすると、

KENWOOD製品の質の高さを感じます。

これだけエイジングしているおかげか、

低音はとても柔らかく深みがあります。

搭載されている11.5mmの

超強力ネオジムマグネットドライバーのおかげなんでしょうか。

特に弦楽器の音は本当に良いですね。

他の音に打ち消されることなく優しく響いてきます。

量感もちょうど良く曲を支えてくれます。

 

ヴォーカルの位置は近く、音場はさほど広くない印象です。

左右の分離感は及第点というレベル。

 

音源にも依るところではありますが、

歌手の呼吸や息遣いはしっかり感じられます。

ちなみに、ヴォーカルは女性よりも男性が合うと思います。

女性ヴォーカルが合わない ということではないんですけどね・・・

おすすめは 秦基博 さんです。

アコースティックなサウンド、優しい歌声、どちらもマッチします。

弦楽器だけでなく、ピアノも温かみがあって良いです。

イージーリスニング系も良いですし、オーケストラ、ジャズもOKです。

また、打ち込み系の楽曲も結構イケます。

 

高音域はクリアでちっとも刺さりません。

良く言われる「さ行の刺さり」が無いんです。

全体的に解像度も十分あるので、隠れがちな音もちゃんと聞こえます。

この解像感が絶妙で、ともすると聴き疲れしそうなEDMなんかも

適度にボカしてくれるので、まとまりがありスッキリ聴けます。

 

唯一の欠点らしい欠点と言えば、タッチノイズが少し大きいことぐらいですね。

普通に耳に刺して歩いたりすると、コードがこすれてゴリゴリ鳴ります。

ケーブルを耳の後ろから通す、通称SHURE掛けをするか、

シャツクリップを使うことで気にならないレベルに軽減できるので、

大した欠点ではないんですけどね。

 

まとめますと、何でも行けちゃう万能機、それがこの「KH-C711」です。

 

今となっては私もそれなりのイヤホンを所有しており、

正直音質面ではこのイヤホンよりも優れたイヤホンばかりです。

特に解像感は、現行の同価格帯…いや、U10,000円(一万円以下)の製品にも

かなわないでしょう。

それでも、このイヤホンは私のお気に入りです。この絶妙なバランスが好きです。

KENWOODが目指したリスニングサウンドが、

このイヤホンには詰まっているような気がします。

例えるなら「白米」のような、毎日食べても飽きない不思議な魅力があります

 

Amazonのリンクを張っておきます。 

KENWOOD KH-C711 カナル型イヤホン

KENWOOD KH-C711 カナル型イヤホン

 

実は私、こっちにもレビュー書いてます(笑)

 

 

 

さて、いかがだったでしょうか。

レビューと言っておきながら、関係ない話ばかりしてしまいましたかね。

(いつものことか?)

また気が向いたときに第二弾を更新したいと思います。乞うご期待!!()

でもひとまず、風邪を治さないとな。。。

そんじゃ、また、近いうちに!

@

 

 

10年前の私はとても良い買い物をしました。

もし会えたなら頭をぐりぐり撫でて褒めてあげたいところです。

ヲタク氏の近況報告

ごきげんよう、久しぶりのヲタク氏です。

長らく更新をサボってしまいました (;´・ω・)

申し訳ないです。

 

記事を更新しなかったのには理由 言い訳 がいくつかあるのですが、

中でも最も大きな理由は、

長年愛用していたデスクトップPCがお釈迦になってしまったことです。

(OSはWindows XPでした)

色々無理をさせてきたことが祟ったのでしょうか、徐々に調子が悪くなり、

ついぞ電源が入らなくなりました

 

もともと親父が使っていたPCで、使わなくなったからと受け継いだものでした。

大学在学時代は発表の資料や課題などを、そのPCで書いたものです。

そのうちの半分(?)は、提出日当日に下痢して提出に間に合わずゴミ箱行きになりましたっけ…。

音楽の取り込み・管理は言わずもがな、ちょっとえっちなゲームも沢山ちょっとだけやりました。

色々と思い入れのあるPCだったので、いつかまた電源が入るのではと、自室の机の足元にずっと置いたままになっていました。

 

 

 

…あれ、なんかまた長くなりそうですね(笑)。

なんだか文章を書き始めるとダラダラと駄文を書き連ねてしまいます…。

 

結局どうしたのかというと、

壊れたPCをひとまず撤去。

ふらっと秋葉に行って気に入ったノートPCを即決購入!

 (ついでに周辺機器も色々買いました)

 

どんなPCかというと、

vaio.com

色はシルバーを買いました。

 

お察しかとは思いますが、諸事情により中古です。

(中古、っていう言葉、卑猥ですよね。)

 

新品を買わなかった理由は、

新品のPCを売っている店舗の閉店時間に間に合わなかったから、です。

あまりこだわっていないので、べつにいっか、みたいな。

 

おおよそのスペックは、

OS : Windows 10 Home

CPU : Core i7-5500U(2.4GHz)

HDD : SSD 256GB

メモリ : 8GB

こんな感じで約13万円でした。

 

とても話の長い丁寧な店員さんに色々相談して、そのまま購入しちゃいました。

店員さんも、「え、今日買ってっちゃうの!?」みたいな顔してましたよ。

(思い違いじゃないとは思います、きっと。)

 

本来は、値段もスペックも十分吟味して、計画的に買う代物だとは思うのですが、

自宅でWordなどの作業を早急にできるようにしたかったので、

あったら便利」ではなく「ないと困る」と割り切って買っちゃいました。

持ち運ぶことも考えて13.3インチ(持ち運べるギリギリかと思います)。

 

そう、この記事も買ったノートPCで書いております。

買ってもう1,2週間経ちますが、

未だに処理能力の高さに驚かされています。

いやはや、最近のパソコンは本当に動作が早いですね。

おじさんびっくりだ!

すっごーい!きみは 動くのが とっても早い フレンズ なんだね!

 

 

 

…とまあそんなこんなで、PCを新調しました、という ご報告です。

 

 

 

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

大した文章の量ではありませんでしたが、

こうして今日、

ずっと放置してしまっていた このブログを更新できましたので、

近々また記事を書ければと思っています。

 

今度こそ、イヤホンレビューを書きたいぞ!!

 

ではまた近いうちに。

@

最近ハマっている"あるもの"

お久しぶりです。

ちょっと仕事が立て込んでまして、

なかなかブログを更新できずにいます。

せっかく始めたのに、

なんだかなーという感じがしていますが、

今後も無理の無いペースで書いて行ければと思っています。

 

いきなりですが、今日の話題はオーディオではありません

そちらを期待していた方には申し訳ないのですが、

またそのうち更新します。(きっと)

 

さあ勿体ぶって何の話をするのかというと、

最近巷で少しずつ流行りだしているあるものについてです。

 

それは・・・

 

 

電子たばこ(VAPE)です。

 

 

最近YouTubeで動画を色々と見ていて、

電子たばこのレビュー動画をいくつか拝見しまして、

気になって買っちいました。

 

 

知っている方もいるかもしれませんが、わたしは喫煙者です。

喫煙者とは言えど、ヘビースモーカーということはありません。

一日5本程度、お酒が入っても10本程度なもので、

1箱20本を一日で吸ったりはしません。

 

 

電子たばことは?

簡単に説明すると、

味や香りの付いた専用の液体(リキッド)を本体で蒸発させて、

蒸気(見た目は煙)にして吸い込むものです。

リキッドの味はかなり多く、

甘いお菓子の味、フルーツの味、たばこの味、

エナジードリンクの味なんかもあります。

 

 

私が購入したのがこれ。

www.eleafworld.com

なんだか評価が高そうだったので、本体はこれにしました。

 

一緒に購入したリキッドはMK Lab.のkoi-koi

一応リンクも。

https://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%84%EF%BC%88koi-koi%EF%BC%89-Honeydew-%E3%83%90%E3%83%8B%E3%83%A9%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%84-%E3%83%90%E3%83%8B%E3%83%A9%E3%83%8F%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%BCset-%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%82%BF%E3%83%90%E3%82%B3VAPE%E3%83%AA%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%89/dp/B01BNRGJV2/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1477847249&sr=8-1&keywords=%E3%81%93%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%84%E3%80%80vape

 

はい、某大手インターネット通販サイトにて購入したのですが、

実はVAPEに関しては信販売はやめた方が良いかもしれませんね。

理由は後ほど。

 

 

そんなこんなで届いた電子たばこ。

本体のセッティングは動画で知っていたのですぐに出来ました。

(思っていたより簡単でした。)

 

 

早速リキッドを入れて吸ってみる。

 

 

煙を吸い込む感覚。モクモクと口・鼻から出て行く白い煙。

(一見するとヤバそうなドラッグにも見えますが、

ニコチンやタールは入っていない物が多いので、基本的に体には無害です。)

 

 

「んーこんなもんか。」

正直、はじめの印象はこんな感じでした。

味はまあまあ美味しかったのですけど、

想像していた物とは少し違いました。

 

 

そうして手に入れた新しい玩具。

買ったからには、と通勤途中や勤務の休憩時間に使うようになりまして、

そのうちどんどんハマっちゃったんですよ(笑)

 

 

で、調べてみれば地元にVAPEのお店があるようで

早速休みの日に凸。

 

 

おじさんの店員に

「ネットでVAPE買ったんですけど、

右も左も分からないので色々教えてください。」

と頼んでみますと、思いもよらない返事が。

 

 

「ネット通販?何してるんですか。偽物が多いから通販はまずいですよ。」

と怒られてしまいました(笑)

 

 

幸い私のは本物のようなので安心しましたが、

調べてみると確かにVAPEの通販は偽物が多いようです。

もしも手を出そうと思った方は、

ちゃんとお店に行った方が良さそうです。

通販で買うときは、お店のレビューや評価をしっかり読んで、

偽物をつかまされないよう十分ご注意下さい。

私は何の責任も取りませんからね!

 

 

しかしそのおじさん店員、腐っても販売業の人。

客にさんざん駄目出ししておきながら、しっかり相談には乗ってくれました。

ありがとうございます。

 

 

いろいろ聞いたあと、別のリキッドも吸ってみたくなったので、

店で販売しているリキッドのテイスティング(?)をさせてもらいました。

先も書いたとおりリキッドにはかなり多くの種類があり、

その店でも結構多くのリキッドが販売されていました。

もちろんどれが良いかなんて分かりませんので、

まずはその店員のオススメを試させてもらうことに。

 

vapelog.jp

 

 

吸って驚愕。

「なにこれ!めっちゃうまい!」

まさにマスカットジュースの味。

メンソールも結構効いていて、かなりスッキリ。

なんだ、VAPEって美味しいじゃん

と考えを改める良い機会になりました。

 

 

その日はVAPEのパーツとリキッドを2種類購入。

もちろんひとつはMEGA MASCAT。

 

 

そこから毎日吸ってます。たばこの本数も多少減りました。

今のところ禁煙する気はないので、

ひとまずはこのまま、たばことVAPEを併用して行きたいと思います。

 

 

せっかくなので(?)、

MEGA MASCAT以外に買ったリキッドについても書いておきます。

・MK LAB. の koi-koi

VAPEを買いたくなったきっかけともいえるリキッド。

ラベルの女の子がとにかく可愛い

ちなみにkoi-koiは2種類あって

一つは「雨流れ」(バニラ&ドラゴンフルーツ)

もう一つは「霧流れ」(バニラ&ハニーデュー)です。

どちらもタンク式のアトマイザーではイマイチ。

RDAで吸うと本領発揮します。

そこまで味が濃いわけではありませんが、煙としてはかなり美味しい。

(説明が難しいです)

 

・SNOW FREAKS の ACID ANZGRUT

最近発売された新フレーバー。

名前の通り杏とヨーグルト(と、少しのメンソール)ですね。

ヨーグルト味の駄菓子、と良く表現されますが、これがなかなか。

ぶっちゃけMEGA MASCATより美味い

あっという間に1本吸い切っちゃったので、今日買い足しに行ってきました。

 

・なにわ電子タバコ燃料の熊汁

昔からあるあの「パイン飴」の味がするリキッド。

なかなか再現度が高いと思います。

背が高いユニコーンボトルでコスパが良いのになかなか美味しいです。

 

 

書いておきたいのはこのぐらいかな。

 

 

いや、良いモンですよ、電子たばこ。

 

 

で、吸うようになってから気づいたのですが、

喫煙所にもたまにいるんですね、VAPE吸ってる人。

これからは私もその仲間入り。

回りの喫煙者から意味深な視線を受ける身になりました。

どんどんモクモクして、普及させていきたいものです。

 

 

今回は特にひどい文章になってしまいましたが、ご安心を。

これでおしまいです。

 

 

時間が出来たらまた更新しますね。

今度はフラグ立てておいたBOSEの話でもするかな。

 

@

カスタムイヤーモニター CW-L71が来た!!

表題の通りですが、待っていたブツがようやく届きました!

そう!イヤホンにこだわり初めて早10年と少し。。。買ってしまいました。

 

カスタムIEM!!!

 

カスタムIEMってなに?という方はこちら

www.e-earphone.jp

 

簡単に言えば、耳の型を採ってオーダーメイドで作る、

世界でひとつだけのイヤホンです。

ずっと興味があったのですが、なかなか手が出せないでいました。

そんな私がなぜ。。。

今日はそういう話。(あと、届いたイヤホンの簡単なレビュー)

 

仕事が忙しくなり始めた7月。

秋葉原でポタフェスというポータブルオーディオ関連イベントがあると知り、

仕事終わりに少しだけ見に行きました。

あまり時間もなかったので、

気になっていたメーカーの中からいくつかを絞って見回ることにしました。

途中で寄り道をしながら、

AKというシリーズのハイレゾプレーヤーで有名なIRIVER

高級メーカーのCampfire Audioなどで 

冷やかし 最新機種の視聴をさせてもらっているうちに・・・

 

だんだんと

 

自分も高いの、欲しくなっちゃったんです(笑)

 

どれもこれもいい音鳴らすんですもの。

自分が持って行ったSHURE SE535LTDとかUE10Proが

もはや玩具であるかのような錯覚に陥ってしまうほどに。

(どちらもそこそこな値段する名機です)

 

あっという間に閉館になってしまったので、なんだか不完全燃焼。

そこで、せっかくアキバまで来たのだからとeイヤホンという

イヤホン・ヘッドホン専門店に行ってみることに。

 

そして目に入ったのがカスタムIEM専門店。

 

これまで、ユニバーサル(一般的な、買ってすぐ使えるもの)製品を

扱う店舗(ビルの4階)しか入ったことがありませんでしたが、

同じビルの一階にカスタムIEM専門の店舗があることは知っていました。

ずっと気にはなっていたんですが、そんなお金ないし、と素通りしていました。

 

でもこの日は違ったんですね。

ポタフェスで10万、20万・・・の商品を見た後で

金銭感覚が麻痺していたのかもしれません。

 

入店。

 

目に入ったのは、ずらりと並んだカスタムIEMの視聴機。

YouTubeの動画では頻繁に見ていましたが、現物を見たのはこれが初めて。

テンションがさらに上がりました。

店に入ったからにはと、ここぞとばかりに色々視聴させてもらいました。

 

店員さんも人が良くて、あれこれ相談に乗ってくれました。

(本当にありがとうございました。)

そして見つけた、私のベストマッチイヤホン。

 

それがCanal WorksCW-L71でした。

www.canalworks.jp

 

クリアで透き通っているのに刺さらない高音。

ヴォーカルの息づかいがはっきり聞こえる中音。

解像感が高くて程良く引き締まった低音。

どれも好みにバッチリ合いました。

 

そう、好みド直球だったんです。

 

で、気づいたら会計してました(笑)

 

しかし、Canal Worksはかなり人気のメーカーらしく、

納期が3ヶ月かかる、届くのは10月後半ごろ、と言われました。

 

そこから待つこと2ヶ月。

 

昨日の朝に、予定より1ヶ月早く届いちゃったんですよ!わーお!

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Coolな段ボールですね。

中をあけるとさらに段ボール・・・

 

f:id:GeneralApple:20160930031532j:plain

(個人情報は一応隠しました)

 

そしてこの中に・・・

 

ドン!

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反対側もドン!

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(画質荒いですが、ご容赦を)

 

これです!私の、私だけのオーダーメイドイヤホン

シェル(本体)の色は無色透明でも良かったのですが、

どうしてもオレンジっぽくしたくてハニーを選択しました。

シェルの透明度が高いと言われているメーカーだけあって、

とても綺麗です。

フェイスプレート(表に見える部分)はローズウッド。

木目が本当に美しいですね。

こうやってボディのデザインも自分好みに選べるのがカスタムIEMの醍醐味!(らしい)

 

実際に装着してみると、感動の密閉感。

耳型を採っているだけあって、本当に耳にフィットします。

かなりぴったりはまるので、外の音が70~90%カットされる感じです。

着けただけでも会話に支障を来すレベル。

動画などではよく耳にするフレーズではありましたが、

実際に自分で体験するとよく分かりました。

これまでのユニバーサルイヤホンとはフィット感の次元が違います。

 これは、カスタムIEMを作った人にしか分かりませんね。

 

音も視聴機の印象とさほど変わりませんでした。

が、実際に自宅でじっくり聞いてみると改めて感動。

ボーカルや楽器がしっかりと分離されていて、

誰がどこにいるのかはっきり分かります。

これまで重なって聞こえていたコーラスもしっかり聴き取れます。

ここまで解像度、分離が良いのに全体的には音がしっかりまとまっています。

BAドライバ(実際に音を鳴らす部分)が8つも入っているのに、

音の破綻が全くありません。

新品なだけあってまだ固めの音ではありますが、

近所のビックカメラのオーディオ担当の中○さんが、

「カスタム作ったら、(使うの)そればっかりになりますよ」

とおっしゃっていたのも、今なら分かります。

私の他のイヤホンとは格が違います。

(まぁ、手持ちで一番高かったSE535LTD3つ我慢しても変えない値段ですしね。)

 

極上の料理を食べたときに「うまい」としか言えなくなるように、

私もいまこのイヤホンが奏でる音の特徴を的確に、そして充分に伝えられません。

こんな経験は初めてです。

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着けたところはこんな感じ。どう、かっこいいでしょ?(イヤホンが)

 

いやぁ、本当に良い買い物しました。

これから、大切に使っていきたいです。

あとは、このイヤホンに見合うプレイヤーを買って、リケーブルもしなければ。

お金がいくらあっても足りませんね(笑)。

 

皆さんも、興味があればカスタムIEMを作ってみませんか?

私のモデルは約20万円しましたが、安い物は3~4万円で作れます。

この感動を是非ご自身で体験してみて下さい。

 

以上、ヲタク氏の自慢話でした。(@)

私とオーディオ

あいさつの記事を書いてから早数日。。。

なんやかんや忙しくて記事を更新する時間がなかなか作れない毎日です。

初めての記事に何を書こうか色々と悩んでいたのですが、やはり私の愛する音楽について書きたいと思います。

 

いまや10万を軽く超える高級イヤホンやヘッドホンをはじめ、

ハイレゾ対応プレイヤーなどが飛ぶように売れ、

「どこにいても良い音で音楽を聴く」ということが当たり前になりつつあります。

思い返せば高校生時代、親父と二人秋葉原のオーディオショップに出向いては、

とても手が出せない高級なイヤホンを視聴しまくっていました

(当時は、親に買ってもらったiPod ClassicからDockで出力して、

SR-71Aというポータブルアンプに接続して聴いていました)。

そして、このイヤホンはこうだ、こっちのはこうだ…と

色々聞き比べをしたものです。

音を鳴らす振動板の素材、本体(ハウジング)の素材や形、

ケーブルなどを少し変えるだけで音が変化する不思議な世界に

完全に魅了されていました。思い返せば懐かしいです。

 

私がそういう高級オーディオにハマった最初のきっかけは、

中学生のときに買ってもらったイヤホンでしょうか。

名前は失念してしまいましたが、

SONY製の1万円程度のものだったと記憶しています。

当時はMDプレイヤーを所持していて、付属のイヤホンで音楽を聴いていました。

あまり使う機会はありませんでしたが、そのイヤホンが断線してしまったため、

新しいものを買いに母親と近所の家電量販店に行った際、

SONYノイズキャンセリング製品に興味が沸いて、

駄々をこねて買ってもらったんです。

(あの母親をどうやって説得したのか…全く覚えていませんけれど。)

 

これが、私のオーディオへの道を切り開いてくれたイヤホンのひとつですね。

きっと生涯忘れないでしょう。

買ってもらったからには使おうと、はじめは積極的に使用していました。

あまり使っていなかったMDプレイヤーをちょこちょこ使うようになり、

それまで親に頼んでいたCD→MDの録音の方法も覚えました。

しかし高校受験やら何やらで徐々に使用頻度が減り、

高校入学時にはプレイヤー共々、イヤホンも埃をかぶっていたと思います。

良い買い物ではあったのですが、

聞き比べをしたことがない私の耳に音質の違いなど分かるはずもなく、

「騒音が少し小さくなる重たいイヤホン」でしかありませんでした。

 

高校に入学し、今度は携帯電話を買ってもらいました。

昔は今のように、中学生が携帯電話を持つことが当たり前ではありませんでした。

私のまわりで携帯を持っていたのは、

電車に乗って遠くから塾に通う子どもや、

お金持ちのお坊ちゃまお嬢様だけでした。

それでもさすがに、

高校生になって連絡手段を持たないのは不便だという話になりまして、

買ってもらったのが、docomoのオレンジ色の携帯電話…SO903iでした。

古い記事ですが、これ。

www.itmedia.co.jp

このオレンジ色を買ってもらったわけです。

何を隠そうこの携帯電話、mp3の音楽が聴けちゃうんです!

今は当たり前なこの機能、当時は物珍しかったんですよ!

液晶の反対側にボタンがついていて、

再生停止、曲の送り戻しができるという

素晴らしい機能を搭載したこの携帯電話を買ってもらってから、

私の生活は一変しました。

高校への通学時には毎日電車で音楽を聴くようになり、

カフェで勉強するときも、自宅で問題集とにらめっこしているときも、

イヤホンを耳に刺す生活が始まりました。

ずっと聴いていると不思議と音の違いが分かってきて、

CDからmp3データをリッピングする時、

「320kbps」設定にすると音が良くなることに気づいたんです。

当然容量も大きくなるので、

携帯のストレージがほとんど音楽でいっぱいになるのはあっという間でした。

 

高校の遠足でとあるアウトレットモールに行ったとき、

これまた生涯忘れないであろうイヤホンとの出会いを果たしました。

それは・・・BOSE-IEです。

https://www.amazon.co.jp/Bose-%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%BA-BOSE-IE-in-ear-headphones/dp/B000KT7QOE

友人たちと班行動で店を回っていたとき、

目に入ったBOSEのショップにノリで入店しました。

そこで店内に並べられた数々の高級オーディオに圧倒され、

おどおどしながら試しにイヤホンを視聴させてもらいました。

ここでBOSEのショップに入店していなければ、

またイヤホンを視聴させてもらっていなければ、

今の私は無いでしょう。

それほどまでに大きなショックを受けました。

まわりの制止を完全に無視して、

「お土産代」として親から渡されていたお金をすべてつぎ込み、

BOSE-IEを購入してしまいました。

そこから帰るまで、

高校の先生の目を盗んでは新しいイヤホンで音楽を貪っていました(笑)。

 

はじめのSONYのイヤホンはだいぶ昔に断線して処分してしまいましたが、

このとき買ったBOSE-IEは未だに現役です。

使用頻度はそれほど高くないですけど。

理由は・・・またいずれ書きます。

 

こうして私のオーディオ道は開かれました。

そこからは前述の通り親父とオーディオ漁りを楽しむ日々。

全国模試で良い成績を修めたからと(だったかな)、

親父がSE-530(これも現役)を突然買ってきたのも良い思い出です。

当時約6万円だったと記憶しています。

 

今では私も、巷で人気のハイレゾプレイヤーに

それなりに有名でちょっと高額なイヤホン・ヘッドホンを挿して

ハイレゾオーディオライフを満喫しています。

今年の7月には初のカスタムIEM

(耳の型を採って作るオーダーメイドのイヤホン)

をオーダーしたものの、

それが届くまで待ちきれなくて、

イヤホンを3つ、ヘッドホンを2つ購入してしまいました。

お金に羽が生えたようです。

 

ハイレゾの音楽というのはCDのような記録媒体での販売ではなく、

インターネットからダウンロードしなければなりません。

買いに行く手間は省けるため楽ではありますが、

その場で現金を決済していないのでお金を使っている感覚がほとんどありません。

課金と同じですね。

つい買い込んでしまいます。

ついさっきも買っちゃいました。

ずっと気になっていた、アニメ「けいおん!」の楽曲のハイレゾ版です。

special.canime.jp

ハイレゾの音源をCD音源と比較すると、空間表現というか奥行きというか、

曲の広がりがより自然です

音場が広い、と言うと分かる人は分かりますね。

解像度が高く、ヴォーカルの声も明瞭になります。

オーディオを知っている人なら、

この違いを知ってしまうと もう抜け出せなくなってしまうでしょう。

私のようにね。

 

これを読んでいる皆さんは、愛用のイヤホン、ヘッドホンはありますか?

最近の製品は数年前からずっと進化していて、

同じ値段で買える製品でも音質がかなり良くなっていたりします。

良かったら一度、お店で聞き比べをしてみてはいかがでしょうか。

 

初めての記事はこんな感じで締めさせて頂きたいと思います。

ブログの機能もほとんど分からないので、少しずつ勉強していきたいですね。

長くなりましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

ヲタク氏(@)